PHILOSOPHY

法人理念

未来に向けて


清心会が目指す
利用者サービス充実への取り組みについて

平成30年、医療及び介護報酬の同時改定が実施され、これは社会保障制度の非常に重要なターニングポイントとなり、「地域包括支援システム」の構築が全国で加速するきっかけになりました。
これは国が提唱する団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、「重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムであり、ここで一番必要とされるのが「医療と介護の連携」です。
一口に連携といっても、地域の特性を鑑みて利用者のニーズに応じた個別性を重視した支援が展開されるように、介護と医療のプロがそれぞれにお互いの役割・機能を認識し、きめ細やかな調整を行い協働して行動に当たることが不可欠です。
そこで当法人はより充実したサービス提供を目指して、訪問看護ステーション、サービス付き高齢者向け住宅、共同生活援助施設(障がい者グループホーム)、自立 訓練施設、指定特定相談支援事業所、藤沢市村岡いきいきサポートセンターの運営をしています。これにより藤沢病院・清流苑・居宅介護支援事業所との連携をさらに深めて、医療・介護・福祉のすべての領域においてご利用者の皆様のニーズに答えるべく、さらに充実したサービスが提供できるように精進してまいる所存でございます。

Ⅰ.法人事業の基本理念と基本方針

基本理念

患者さん・利用者さん本位の医療・福祉の実践を通じて
地域医療・福祉への貢献を行います。

基本方針

  • 地域医療・福祉の中核を担う医療法人として、自らに求められる役割と期待を認識し、その役割を果たします
  • 安心・安全な医療・福祉の実践を通じて、地域医療・福祉に貢献します。
  • 地域の医療及び福祉関係者と適切な連携を行い、医療・福祉の質の向上に努め、まごころをもって患者さん・利用者さんサービスを提供します。
  • 患者さん・利用者さんの権利、尊厳を守り、良質かつ適切な医療・福祉を効率的に提供します。
  • 医療・福祉を担う仲間を敬い、協力をしあって地域医療・福祉に貢献します。
  • 医療・福祉における予防のための啓発活動に努めます。

Ⅱ.権利擁護と虐待防止に係る規程について

当法人が提供する医療・介護・福祉を利用する方たちの人間としての尊厳が守られ、豊かな人生を自己実現できるように支援することが、私たちの責務です。そのため、私たちは支援者のひとりとして、確固たる倫理観をもって、その専門的役割を自覚し、自らの使命を果たします。
この規定は、当法人の理念に基づき、健全な事業運営を行うにあたり、高齢者、障がい者等の当法人の医療・介護・福祉を利用するすべての利用者の人権を尊重し、その権利を擁護するとともに、当事者が安心で安全な日常生活を確保することを目的として定めたものです。

権利擁護と虐待防止に係る規程