昔むか~し、東から、とある村に、とある賢者がやって来ました。
賢者は村長さんや村の皆々に精神科病院の必要性を説いて回りました。
感銘した一同は老いも若きも集まって精神科病院を作りました。
その姿を見て満足そうに賢者は誰にも言わず西へ去って行きました。
この話を新人研修担当者から聞いた時、
「その賢者は、きっと呉秀三先生に違いない!!。」
と思いました。その事を新人研修担当者に告げると
「それほどの有名人なら文献に残っているでしょ。」
と、大笑いされました。
う~むっ、しかし未だにこの説を捨て切れません。違うかなぁ???
3月14日は呉秀三先生の生誕の日との事。
では最後に私達の原点となる先生の御言葉を
「わが邦(くに)十何万の精神病者は実にこの病(やまい)を受けたるの不幸の他(ほか)に、この邦(くに)に生まれたるの不幸を重(かさ)ぬるものというべし」